
「バイナリーオプション初心者に、海外バイナリーオプションの方がおすすめって本当ですか?」

「本当です。バイナリーオプション初心者に限らず、上級者でも、多くの投資家が海外バイナリーオプションを利用しています。それには理由があるのです。今回は、初心者に海外バイナリーオプションをおすすめする理由について解説します。」
バイナリーオプションの魅力おさらい
バイナリーオプションとは?バイナリーオプションの魅力で解説しましたが、バイナリーオプション投資がおすすめできるポイントには
「二者択一」というシンプルな投資
だからこそ
運でトレードする勝率50%よりも少し高い勝率53%を超えれば、利益が出る勝ちやすい投資
という点があります。
以前は、国内バイナリーオプションも、海外バイナリーオプションも、同じように上記の条件を満たしていたため、勝ちやすい投資として人気があったのです。
しかし、国内バイナリーオプション業者は、2013年7月、一般社団法人金融先物取引業協会が、個人向け店頭バイナリーオプション取引業務取扱規則・ガイドラインを制定し、バイナリーオプションのルールに規制・変更をしたのです。
ルール変更の概要
- HIGH/LOWの禁止
- 判定時刻は2時間以上
- 1営業日に設定できる判定時刻の最大数は12回
- 「総取り」の禁止
- 取引期間中の売買・ポジション解消機会の提供(転売)
- 2WAY方式による価格提示(買/売)
- 高ペイアウト倍率設定の禁止
などがあります。
結果として
海外バイナリーオプション → 以前と同じ「二者択一」
国内バイナリーオプション → 「二者択一」は禁止
になってしまったのです。
現在の国内バイナリーオプションと海外バイナリーオプションの取引方法の違い
海外バイナリーオプションの取引方法

海外バイナリーオプションの取引方法は
- 「HIGH」「LOW」を選ぶ
- 好きな金額で購入する
- 購入時点から○分後(30秒後、1分後、2分後、3分後・・・)のレートで判定
- 結果
予想が当たる → 1.7倍~1.9倍の払い戻し(ペイアウト倍率による)
予想が外れる → 没収
というシンプルな2択です。
国内バイナリーオプションの取引方法

国内バイナリーオプションの取引方法は
- コースを選ぶ
- コースごとに提示された購入額で購入する
- 「HIGH」「LOW」を選ぶ
- 好きな金額で購入する
- 決められた判定時刻(2時間おき)のレートで判定
- 結果
選んだコースでの予想が当たる → 1,000円の払い戻し
選んだコースでの予想が外れる → 没収
という若干複雑な取引方法となっています。
初心者に海外バイナリーオプションをおすすめする理由

「でも、国内バイナリーオプションも、HIGH・LOWの2択じゃないの?」

「国内バイナリーオプションの場合は、コースを選んだ上での2択ではあるのですが、選ぶコースによって、現在レートによってペイアウト倍率も変動してしまう形になってしまいました。」
どういうことかというと
国内バイナリーオプションの場合は
ペイアウト(払い戻し)が1,000円に固定されていて、購入金額が変動するため
- 当たる可能性が高いコース HIGH:800円で購入 → 払い戻し:1,000円 ペイアウト倍率:125%
- 当たる可能性がやや高いコース HIGH:600円で購入 → 払い戻し:1,000円 ペイアウト倍率:167%
- 当たる可能性が普通コース HIGH:500円で購入 → 払い戻し:1,000円 ペイアウト倍率:200%
- 当たる可能性がやや低いコース HIGH:400円で購入 → 払い戻し:1,000円 ペイアウト倍率:250%
- 当たる可能性が低いコース HIGH:200円で購入 → 払い戻し:1,000円 ペイアウト倍率:500%
とペイアウト倍率が変動してしまうのです。
この例では

現在レート:121.295円で、121.200円よりも上にいるため、判定時刻に当たる可能性が高い「121.200円よりも上(円安)」を購入しようとすると、914円で購入することになります。払い戻しは1,000円ですから、ペイアウト倍率は109%とほとんど利益はでないのです。
- 当たる可能性が高い現在レートに近いコースを選択すると、ペイアウト倍率が低くなる
- 当たる可能性が低い現在レートと遠いコースを選択すると、ペイアウト倍率が高くなる
仕組みなのです。
大きく予想を当てられれば儲けが大きいのですが、簡単な予想を当てても儲けが小さい仕組みとなっています。
ペイアウト倍率が変動してしまうため、勝率が53%を超えていても、60%を超えていても、70%を超えていても、簡単なコースしか選ばなければ、利益は出ないことになるのです。
これでは、バイナリーオプションの魅力である
運でトレードする勝率50%よりも少し高い勝率53%を超えれば、利益が出る勝ちやすい投資
という前提条件がくずれてしまっているのです。
しかも、
- 判定時刻が2時間後であらかじめ設定されているため、予想がしにくい
というデメリットもあります。
国内バイナリーオプションの場合は
○時〇分
にどうなっているのか?を予想しなければなりません。
海外バイナリーオプションの場合は
購入後○分後(30秒~1日)
ですから
今から○分後に為替レートがどう動くのか?予想することができます。
後で解説しますが、為替レートの分析方法であるテクニカル分析を利用する場合は、上昇トレンドが発生したタイミングなどを感知して、トレンドが続くだろうと考えてエントリーするのですから、その数分後にどうなるのか?の予想はしやすいのです。
はじめから判定時刻が決まってしまうと、都合の良いタイミングでテクニカル分析のエントリーサインが出るとは限らないため、トレードが難しくなってしまうのです。
まとめ
国内バイナリーオプションは、バイナリーオプション規制によって
- 「運でトレードする勝率50%よりも少し高い勝率53%を超えれば、利益が出る勝ちやすい投資」という前提条件がくずれてしまった
- 判定時刻が2時間後であらかじめ設定されているため、予想がしにくい
という問題があるため、
バイナリーオプションでは、初心者の方にも、上級者の方にも、
- 運でトレードする勝率50%よりも少し高い勝率53%を超えれば、利益が出る勝ちやすい投資
である「海外バイナリーオプション」をおすすめします。

「でも、海外バイナリーオプションってリスクやデメリットはないの?」

「海外バイナリーオプションにも、リスクやデメリットもあります。海外バイナリーオプションでトレードする前にリスクやデメリットを理解しましょう。」